The Martian オデッセイ
７０億人が彼の還りを待っている。
Bring Him Home
先日試写
アカデミー賞有力候補の名にふさわしいスケールとストーリー
最初から最後まで前向き
おもわず彼の帰還を応援したくなる
最後まで希望に満ちあふれている
水なし、酸素ほとんどなし、食料数日分
どう考えても生き抜く環境ではない
そんな火星にひとり置いていかれた
さぁどうする？
巨匠リドリー・スコットと今一番ノッている俳優マット・デイモン
初にして最強のタッグ。本当に最強でした
まず、『火星に置いてきぼり』
この設定に一般人が遭遇する確率はきわめて低い
にも関わらず、
なぜかとんでもなく感情移入ができる
「生きたい！」ではなく「地球に戻ってやる！」
置いてかれた恐怖や絶望ではなく、マークは戦う事を選ぶ
植物なんて絶対育たない環境に知恵で対抗
地球には帰りを願う人たち
宇宙の別の場所にはマークを置いてきてしまった後悔に悩む仲間たち
全人類が彼の還りを願う
映画館にいる私までも気がついたら応援していた
そんな素晴らしく前向きな映画です
ちなみにユーモアもばっちりおり混ざっていて
クスクス笑い声が響いていました
何がアカデミー賞かというと
もちろんストーリーもすごいですが
火星の映像美がすごい
そしてなんと言ってもマット・デイモンの役づくりがすごい
筋肉がすごい宇宙飛行士のからだから徐々に
火星で耐久レースをするサバイバーのからだに…！
この映画の原作はある１つのオンライン小説です
オンライン小説が出版され、２０世紀フォックスが
映画化権を購入し、リドリー・スコットが監督をする
まさに夢のようなお話
公開は２０１６年２月５日（金）
ぜひ劇場で観て頂きたい！
主演 マット・デイモン（グッドウィルハンティング、オーシャンズ１１）
